2015年09月02日

日本の国民の9割強の方が不安に思っている老後・・・

お仕事している間はなんとか生活していけるけれど、
リタイア後はやはり公的年金が収入のベースになります。

しかし、TV等で耳にするのは不安を掻き立てる日本の年金事情。

この不安を解消するために必要なのは、

自分の老後には、具体的に「何が不安なのか」ということを整理してみる事です。

たとえば、老後生活費が不安、病気が不安、介護状態が不安など。

そこからこの各々の不安に対しての対処を考えていくと不安よりも
老後に向かう計画が立てられます。


老後の生活費、どれくらいかかるの?

ゆとりある老後の生活費は月38万円ほどといわれています。
もちろん、これには日常の生活費プラス趣味や旅行を楽しんだりする費用も含まれています。
そうなると、いったいいくらの老後資金が必要なんでしょうか?

計算してみましょう。

65歳以降平均余命まで(87歳仮定)まで生きると仮定しますと

月38万円×12ヶ月×22年= なんと  1億円 

とてつもない金額ですね・・・。

また、日常の生活費だけで考えてみても月24万円ほど必要ということなので
同じように計算してみると、

月24万円×12ヶ月×22年=6,336万円

1億より少しほっとする結果ですが、それでも住宅購入よりも大きい金額ですね!


でも、収入ベースとなる公的年金や、退職金等を老後資金に検討すると、


老後全体にかかるお金 − 公的年金 + 退職金等 = あなたに必要な老後生活資金


となります。

ここで重要なのが、自分が想い描いている老後の生活風景です。

どんな老後をすごしたいのかが、不安をかき消す第一の要素になります。


*途中にわかりやすい絵をいれる。

家を買うのがお得?それとも賃貸がお得?

ここ近年住宅ローン金利が安いのも加わって、マイホーム購入を考えられている
20代から30代の方々が多くいらっしゃいます。

買う、買わない、自分達にとってどちらがいいのでしょうか?

TV等のCMで、よく耳にするのが
「頭金0円、光熱費0円、住宅ローンは今のお家賃と同じ支払い金額で!」

住宅購入は食料品や衣料品を買い物するのとは訳がちがいます。

毎月家賃と同じ金額のローンの支払いだとしても、買った以上は
ある意味資産、ある意味負債なんですね。

賃貸だったら家賃はそこに住んでいる時だけの支払い。
家賃支払いが厳しくなったらお安いところへ引越しも可能ですが、
一度購入した住宅やマンションは同じ支払い金額でもローンですから
必ず支払っていかなければなりません。

また、ずっと賃貸に住んでいてももちろん家賃は家賃。自分のものにはなりません。

どちらを選択しても一長一短ありますが、
夢のマイホームを購入検討される際には、しっかりとした資金計画はとても大切です。


マイホームを手にしたけれど、資産をもった分税金面やその他の思わぬ費用がかさんで

家計のやりくりが難しくなった・・・という相談は沢山あります。

購入する前の資金、購入後の維持費等も含んで
素敵なマイホームで素敵な幸せがずっと続きますように・・・

しっかり資金計画お手伝いいたします。